smok RSST-C レビュー② 交換コア到着 正常な場合の使い心地
前回コアのホットスポットから
さほど旨いわけではなく(とはいってもあの状態でもiclear30Sあたりよりは旨いです)
盛大にジェネシス汁を作成し
コア修正の失敗からグリセリンライターになったRSSTですが
沼田茶舗さんからの交換コアが届きまして復活しました。
これは全く違いますね。
この状態なら凄く良いものです。本格的なジェネシスに興味が・・・
まずは空焚きしてホットスポットの確認
無し!
念のため低出力(とはいっても16Wあたり)でややじっくりと加熱し
均等に赤くなることをじっくり確認。
その後リキッドチャージ
スーサイドバニーのサッカーパンチをいれます。またこれは近いうちレビューします。
ステンレッシュメッシュが吸い上げてくるのを待つんですが
やっていいのかどうか邪道かもしれませんが
逆さまにして強引に吸わせます。10秒程度で先端まで湿って黒っぽくなるので
蓋を閉めて通電。
まずは16W程度で様子見。
のつもりが安全機構が働き18W 程度に
結果オーライで吸います
やや物足りない煙。味は凄くクリア。エアフローを穴一つまで絞ると濃厚になり
どれだけでも吸ってられる状態に。
ただしこの出力だと
クリアロマイザーより確かに旨いけどそこまでかな?
でもクリアですねという感じです。
で、徐々に出力を上げていくとミストも熱く濃厚になり美味しくなってきます。
このあたりは個人差ありますので各自で設定を煮詰めてみてください。
30W付近でも問題なく吸えます
ここまでくるとPG多めのスーサイドバニーでも煙量がかなり増えます。
味も濃く熱いミストを楽しめます。エアフローは全開で楽しく吸えます。
ただしコレ
楽しいんですが30Wはリキッドの消費量が想定以上でして
30Wオススメです!と書こうとした間際
盛大に焦げまして、咳き込み涙目に・・・
ホットスポット・・・ではなく
単にリキッドが減りすぎて供給不足ということでした。
もうコレぐらいは危険です。
リキッドを追加して色々と出力調整しますが
恐らく
自分の中では27.5W程度でエアフロー2つがちょうどいいのかな?という感じです。
このあたりの出力では全く焦げを感じさせませんので
5秒でも6秒でも安心して吸っていられます。でも結局燃費悪いですけどね・・・
出力と美味しさはリキッドによりますので
入れているリキッドがスーサイドバニーということで甘い系統です。
甘いリキッドが薄いと楽しくないので
ここまで出力を上げていますが
サッパリとしたフルーツを楽しむリキッドならもっと出力を落としても良いでしょうし
その場合コイルを巻き直して1Ω程度にし、出力を落としつつ濃いミストが出る設定を探すのも楽しいかと思います。
メンソールをサブΩでガッツリ行くのは多くの人には拷問でしょうし。
どう楽しみたいかを考えて出力についてもセッティングしてください。27.5Wまで上げると
今入れているサッカーパンチについては、濃厚に甘いですが
他のクリアロマイザーで感じるミックスフルーツの部分が飛び気味にはなります。
そこがあまり好みではないミックス感なので個人的には今の飛び気味が美味しいですが
クリアで雑味が無いというのとは別の話で、やはり出力が上がるとフレーバーによっては飛んでしまいます。
懸念されていたジェネシス汁化は殆ど今回は出ていません。
やはりホットスポットは危険ということです。
■まとめ
とりあえず開封後の使用時の感想は、不良コアというかコアのホットスポットにより本領発揮出来ていませんでした。
正常な交換コアに載せ替えることにより、あージェネシスってこういう感じですか・・・と
初心者に体験させるには非常に良い機種ですし(充分に体験出来ました)
なにより美味しく且つ扱いやすい機種ですので中上級者の方の普段使いにも良いかもしれません。
安いですし。コア差し替え式はふと抵抗値を変えたくなる際に
ビルドしなおしではなくあらかじめ用意しておいた別コアをねじ込むだけですので
いろんな設定で一つの本体で即座に切り替え楽しめるのはアリかなと。
コアの洗浄で皮膜が剥がれるなどはまだ経験不足でわかりませんが
コアもさほど高いわけではないので、初心者のかたはおかしいな?と思ったらコア替えればいいんです。
恐らく皮膜が剥がれてもターボライターで炙るだけですから
さほど難易度は高くないかと思います。ホットスポット除去は失敗しましたが・・・
そのうち勿体無いなと思うようになりビルドに興味が湧いてくるかと思いますが
まずは調子悪いなと思ったらコア交換で楽しむほうが良いかと思います。
というわけで購入時にホットスポットのあるコアもあったという事で
初心者の方は2-3個は交換コアを同時に購入することをオススメします。
初心者の方には特殊なジャンルのモデルと思われがちですが(思っていましたし、実際洗礼受けましたし)
実際ステンレスで吸い上げるなんて初心者には取っ付きにくさがイメージとしてあると思います。
ただ、今現在使った結果としては、初心者の方も恐れず使ってみてほしい機種と思っています。
サブΩ対応の本体を買ったがアトマイザーどうしようか悩んでいる方には
Atlantisよりコレをすすめます。サブタンクはまだ検証中ですので、今のところ美味しいん・・・ですが・・・
コチラは圧倒的に安いですからね。安さも考慮するとやはりコレかもしれません。
smokからAtlantisを意識して且つ価格で攻めたVCTというモデルが出ますが
あれよりもコッチの方が美味しく、長く楽しめるんじゃないかな?と思います。
個人的にはVCTよりもRSBT-IIやRSSTの前のモデル達
PYREX RSST やデュアルコアのRSSTに興味が向きました。ビルドするの前提ですけどね。
■機能★★★★★ (ドローも重めから軽めまで自在、コア交換式ジェネシスというのは初心者には素晴らしい。)
■煙量★★★★☆ (充分問題なく爆煙が出せますが、そこを目指すものでもないのかなと。)
■風味★★★★★ (クリアですし焦げからの復帰も早く、リキッドの風味は抜群によく出ます。)
■価格★★★★☆ (しょうがないですがコアが若干高いのでランニングコストを下げるには自分でビルドを)
■総合★★★★★ (サブΩじゃない交換コアを出せばもっと数売れるのでは・・・かなり美味しいですよコレ。)
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