smok RSST-C レビュー①開封→洗礼→交換コアはお忘れなく
しばらく前に到着していたRSST-Cですが
あれ・・・そこまで旨い・・・かな・・・。と思いつつ使っていたのですが
この不味さは何かおかしいんだろうな?と
原因が判明しましたのでレビュー開始します。
開封します・・・シリカ(省略)
内容物は本体、パッキンの予備と取説。非常にアッサリとしています。
交換コアは付属しません。当然予備のガラスもありませんので丁寧に扱いましょう。
まずは分解洗浄
タンク部の支柱は上下両方ねじ山が切ってあるので、更に分解できますが
この上下を間違えると漏れるのでは?という情報をtwitterで見かけたので分解はここまでに。
漏れるかどうかの検証は・・・正直本体破損は嫌なのでしないでおきます。
エアフローコントロールは穴1つから3つまでトップキャップをひねることで調整できます。
このトップキャップはパッキンでハマっているだけなので
ギュッとひねって外して
コイルも外し、この穴からリキッドはチャージします。
一般的なクリアロマイザーのようにタンクを分解する形ではないので要注意です。
タンク分解で入れようとするとものすごく苦労します(やりました)
やった上で、パッキンがうまくハマらず困ったため、説明書を見たら書いてありました・・・
無事リキッドはチャージし、しばらく吸っていました
どうもイマイチ旨くない・・・なんというか旨い煙と合わせて若干喉がイガイガするような感じで
紙巻たばこを吸っているような感覚に・・・
それはそれで良いような気もしてましたが・・・いや・・・クリアな味と評判なのにコレはないと・・・
さらに
リキッドを見ると・・・
右のラスタのリキッドが
こんな色に・・・これも大丈夫か?と心配になりtwitterで質問を投げると
親切な皆様が丁寧に教えてくださって、この濃くなる現象はgenesisにはつきものなので慣れること・・・と
勇気を振り絞り(ステンレスメッシュか、ワイヤーからサビでも出たのかと誤解していたので)
吸ってみると・・・うんたしかに味に変化はありません。
genesisはコットンやシリカウィックではなくステンレスメッシュやステンレスワイヤーを使いリキッドを吸い上げるのが特徴で、繊維の焦げた臭みなどがなくクリアな風味が特徴
その半面焦げなどの汚れをコットンなどと違い保持出来ないため
気化しきれなかったリキッドがステンレスワイヤーを洗い落としてくるので焦げでリキッドの色が濃くなってくるという事でした。
通称ジェネシス汁化だそうで、慣れるしか無いという
genesisの洗礼を受けたわけですが・・・焦げは焦げでなんか気持ちよくないですし
後日汚れたリキッドを捨てて新たにリキッドチャージしても数分でこの色になり
さすがに焦げすぎだろと・・・意を決してもう一度分解洗浄、コアはしばらく無水エタノールに漬け込むなど
やれるかぎりやる
と
数時間置いておいてもクリアなままでいられるようになりました!
気分よく今日はサッカーパンチのレビューを・・・と吸うと
美味しい!・・・けどなんかやっぱり焦げを感じる・・・
ただしリキッドに色はつかないので不思議に思いつつも小一時間吸いました
出力を上下させながらですが
0.5Ωの抵抗値では下げるにしても
BT50では安全機構が働いて
このあたりまでしか下がりません・・・下げても22Wってなんか心配に思いつつも
いや・・・そもそも0.5Ωで商品化するわけだから
もうちょっと上の30Wあたりでも運用出来なくてはおかしいと・・・
30Wに上げる
2秒あたりのドローまでは美味しいが3秒からはイガイガが出てくる・・・
どうもさすがにこんなにピーキーなセッティングなわけないだろうと
ここで初めてコアを疑う・・・
で、もう疑ってしまったら
壊れてもいいから確認しようと
トップキャップを外し、50Wガッツリかけて赤熱化させてみると・・・
こうなりました
コイルのスプリング状の形状の部分は全く赤くならず
陽極からスプリング状形状までの時点のみ赤熱化・・・
ということで激しいホットスポット・・・これは焦げ臭いハズと・・・
ピンセットで弄くり修正を試み・・・
陽極からの余りの線が変なトコロに接触してない?とtwitterでヒントをいただき
色々と・・・
いじったんですが・・・
はい・・・変化なし・・・ついには燃えました・・・
あーグリセリンでライター作れるのね。じゃなくて・・・全く改善していません・・・
ということで巻き直しを決断!
とはいえカンタル線はFTからまだ届いていないため
いいのか悪いのか・・・恐らく悪いんでしょうが現状のコイルを引っ張って伸ばして再度使えないかと・・・
取説もそんな縮れ毛を弄ってる絵なので良いんじゃないか?と進めます・・・
陽極のネジを外し・・・リングを外すと
コイルとステンレスメッシュがスポッと抜けます。このリングかなり硬いのでラジオペンチで強引に・・・。
なんとなく伸ばしてみます
またついでに・・・
これまで散々洗ったり、ピンセットでグリグリと調整したりしたので
メッシュの酸化膜がとれていると残念なので
ついでに焼きを入れておきます。バーナーはまだ届かないのでターボライターで・・・
気のせいか焼きを入れる前よりは白っぽくなった気がするので
一応成功ということにしておきます・・・
本題はココじゃないので・・・
カンタル線を伸ばして差し込んでネジ止め・・・ですが
リングを通さないといけないので
まっすぐだと作業が難しく、クランク状に折ります
ヨレヨレですが気にせず・・・というかどうせコレしかありませんし・・・続行
折ったことが功を奏し
作業はしやすい形状に
すかさずリングをはめて固定・・・
できました
ここでこの後の巻く作業を考慮して
ペンチでグイグイひっぱりできるだけまっすぐに・・・
後から考えると恐らくこれがいけなかったのかもしれませんが・・・
とりあえずここまで来たら巻くしか無いので巻きまして
ネジ止め・・・
できた! ということで形を整えつつ・・・
なんか両端余っているので若干引っ張られた形ですが・・・通電・・・
すると・・・
赤熱化・・・
ぷっつりと・・・赤いところで断線・・・
巻き直す前とは違ってスプリング状のところまで赤くなりかけたので
よし・・・そのまま・・・と思っていたらプッツリと切れました・・・
で・・・まだ両端に余りが若干あるので調整し・・・
巻き数を一巻き減らし・・・0.4Ωの表示を見ながら・・・
こんどは切れないように・・・注意しつつ・・・赤熱化させたんですが
やっぱり・・・今度は前回より早くアッサリとプッツリいきました
ここで出力が40Wでは不味いんだろうか?と気がつくものの
時既に遅しで
ここから巻き数を更に減らすと0.3Ω・・・では怖すぎるので本日はここで終了です・・・
切れた原因は出力なのか、曲げ伸ばしによる金属疲労なのか、若干引っ張り気味であったからなのか
その全てなのかは経験値不足でわかりませんが
まぁまずやはり新品のカンタル線でやるべきということと
あとでtwitterで頂いた情報では
メッシュにコイルを密着させてあげるだけでかなり改善するとのこと。
焦げ臭いな・・・と同じお悩みをお持ちの方(且つ初心者の方)は
強引な巻き直しはやめておきましょう。コイルをすこし弄るだけでやめておきましょう・・・
なによりsmok製品はパーツの流通が少ないので
交換コアは本体と同梱で買っておきましょう!
というわけで今日はここまでになります
近々カンタル線は届くので
交換コアを買って届くのが先か
新品のカンタル線巻き直しで、このコアが復活するのが先かわかりませんが
正常な状態を取り戻したところで風味や煙量など再度レビューします。
genesisはRDAよりハードル高いですね・・・
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